生理前に実際に胸の大きさが変わる方もいます


個人差はありますが、生理前には胸が大きくなることがあります。

毎月排卵後には女性ホルモンのプロゲステロン(黄体ホルモン)が分泌されます。

このプロゲステロンは、妊娠しやすい身体を作る働きをするホルモンと言われており、その働きによって乳腺周辺に水分が溜まってむくみが生じるために一時的に胸が大きくなる方がいるようです。

生理前の胸の大きさはむくみによるものと言われています

毎月やってくる生理などの周期に合わせて、女性の身体に大きな影響を与える女性ホルモンの分泌も増加したり減少したりしています。

女性ホルモンにはエストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロンがあり、生理前の胸の大きさはプロゲステロンの働きによるものです。

プロゲステロンが乳腺に働きかけることによって、胸に水分が溜まりむくみが生じている状態とも言われています。

プロゲステロンは排卵後に分泌されてから7日後程度をピークに徐々に分泌量が低下していきます。

プロゲステロンの分泌が増えたあとには、子宮内膜や胸が水分を多く溜めるため下腹部の膨らみや胸の大きさが目立つようになるでしょう。

その後、プロゲステロンの分泌が減り生理が終わる頃にはどちらもむくみがなくなり元通りになると言われています。

女性ホルモンの影響を受けやすい方はブラジャーのサイズが変わるほど胸が大きくなることもあるので、生理前に胸のサイズが大きく変わることが気になっている場合には、通常サイズのほかに生理前のサイズに合わせたブラジャーも使用するほうがいいでしょう。

生理の周期で女性ホルモンのバランスは大きく変化しています


生理周期は平均28日が1周期としてほぼ規則正しく周期が繰り返されています。

28日周期の場合には排卵が起きるのが生理の14日前頃と言われ、排卵の前後で女性ホルモンの分泌量に変化があるのです。

女性ホルモンの分泌量の変化は、生理前に胸が大きくなる方がいるように女性の胸に大きな影響を与えると言えます。

排卵後から生理の前までに多く分泌されている女性ホルモンはプロゲステロンですが、もう1種類の女性ホルモンのエストロゲンは生理後から排卵前までに多く分泌されています。

エストロゲンは女性らしい身体をつくるホルモンと言われ、胸の乳腺を刺激して発達させる働きや血流を良くする働きがあるのです。

そのため乳腺や乳腺の周りの脂肪から作られている胸を、一時的なむくみではなく本当に大きくするためには、エストロゲンが分泌されている時期に育乳マッサージなどを行うとサイズアップが期待できると言われています。

20代をすぎるとエストロゲンやプロゲステロンの分泌が少なくなり始めるため、胸の大きさも徐々にサイズダウンする場合があります。

美しい胸を育ててキープするためにも、女性ホルモンの周期に合わせた正しいマッサージなどの必要なケアを取り入れるといいでしょう。

生理前には月経前症候群(PMS)になることもあります

生理前に身体にむくみが生じたり腹痛や腰痛、便秘などの体調不良や気分が落ち込んだりするほか、情緒不安定になるなどの精神的な症状が発生する場合、生理前症候群(PMS)になっている可能性も考えられます。

PMSは生理の前にむくみから胸が大きくなるだけでなく、脇の下に近い部分などに不快な胸の痛みを発生させることもあります。

PMSの可能性があり、生理前に一時的に胸のむくみや痛みが生じる状態がツライという場合には、身体の代謝を良くしてむくみを減らすようにするといいでしょう。

ホルモンバランスのために生理前に胸が大きくなることは正常に排卵が行われている証拠でもあります。

ある程度のむくみや生理前の症状は仕方が無いことと言えるのですが、PMSの症状が重い場合にはむくみを防ぎ新陳代謝を良くするための日常的な運動や、生理の2週間前には塩分や香辛料を控えるなどの対策を行うとよいとされています。

むくみたくないからと水分を控えることは逆交換になるので、充分な水分をとってストレスをためないようにリラックスして過ごすといいでしょう。

どうしても生理前には体調が悪くなってツライというような場合には、早めに婦人科に通うほうが安心と言えます。

(まとめ)生理前には胸の大きさが変わるって本当?

1.生理前に実際に胸の大きさが変わる方もいます

毎月排卵後には女性ホルモンのプロゲステロンが分泌され、プロゲステロンの働きで乳腺周辺に水分が溜め込まれ、むくみが生じるために一時的に胸が大きくなる方がいるようです。

2.生理前の胸の大きさはむくみによるものと言われています

女性ホルモンにはエストロゲンとプロゲステロンがあり、生理前にはプロゲステロンの働きで胸の大きさが一時的に大きくなる場合があります。

ブラジャーのサイズが変わるほど胸が大きくなる場合には、生理前用のサイズも使用したほうがいいでしょう。

3.生理の周期で女性ホルモンのバランスは大きく変化しています

生理後から排卵前までに多く分泌されるエストロゲンには、乳腺を刺激して発達させる働きがあります。

そのため、エストロゲンの分泌が多い期間に育乳マッサージを行うことでよりサイズアップが期待できるでしょう。

4.生理前には月経前症候群(PMS)になることもあります

生理前にむくみが生じるほか、腹痛や腰痛、便秘などの体調不良や情緒不安定になるなどの精神的な症状がみられる場合には生理前症候群の可能性もあります。

意識的な運動や塩分を控えるなどに注意してすごし、どうしてもツライときには病院に通うといいでしょう。