はい。まずむくみを取ってみましょう


むくみが怖いのは、放置していると代謝が悪くなって太りやすくなってしまうところです。食べ物は体内でエネルギーに変換され、そのエネルギーが消費されて、細胞は新陳代謝をしていきます。

こういった働きはすべて、「代謝」がおこなわれることによりなされることです。ところがむくみがひどくなって常態化すると、体は「代謝」しにくい体になり、食べたものがエネルギーに変換されにくくなって体内に脂肪として蓄えられます。

むくみとはそもそも何でしょうか。体内に不必要な水分が溜まることです。

それは老廃物がうまく体外に出ていかないことにより起こります。老廃物が、水分を放さないのです。

むくみを取るだけで、ずいぶんすっきりと、ダイエットをしたようにやせて見えるものです。むくみを取り、老廃物を出すことによって、栄養素も体内にうまく補充されるようになります。

バストアップするためには、どこからかバストの内容物を調達しなければなりません。

バストアップのために、まずむくみを取れば、バストと体全体のために必要な栄養素を摂りながら、健康的に理想の体型に近づくいわゆる「正しいダイエット」が可能になるのです。

どこかがむくむ時、別の場所は水分不足

むくみは浮腫と呼ばれ、細胞の間に水分が溜まってしまった状態をいいます。健康体であれば、水分は、血管やリンパ管を通って全身を巡っており、どこかに溜まるということはありません。

しかし冷えや必要なミネラルなどの栄養不足、さまざまなホルモンの関係により、足や顔など主に四肢に水分が溜まることがあります。これがむくみです。

座ったきり、立ったきりのような同じ姿勢を続ける人は、ポンプの役割をもつ筋肉がほとんど動かないのでむくみやすくなります。

細胞に栄養が届くと中で代謝され、老廃物が発生するのですが、この老廃物は水分とともに、体外に出されます。水分が、老廃物を運ぶのです。

ですから風邪の時にはよく水を飲んでください、と医師にいわれるわけですが、体内が水不足であったり、老廃物を排出するしくみのどこかに異常があったりすると、むくむのです。

私はむくんでいる?を判別してみましょう


私自身がむくんでいるかどうか、判別する方法はいくつかあります。

①足を指で押した時、へこんで元に戻らない

足の前側膝から足首までの部分(向こう脛)の骨外側「前脛骨筋」を押して、へこみが指の形でしばらく残るようなら、むくみです。

内科で検査を受けてください。

②①と同様にして、指の形でしっかりめりこむ場合は、すぐに戻ったとしても甲状腺機能低下症であるかもしれません。

これは、ご自身の母親が甲状腺の病気をもたれていた場合に多いのですが、受診する時にそれを伝えないと、医師がオーダーする血液検査の項目に入れられていないことがあります。

遺伝のことは、もう亡くなられていたりとよく分からない場合でも、むくみ以外に集中力低下・だるさ・疲れ・手足の冷えなどがある場合には、医師にしっかり伝えてみましょう。

甲状腺機能は、女性にとって一生に影響を及ぼす大切な機能といわれます。

一生付き合うことになるかもしれませんが、ホルモン剤服用で数ヶ月~数年で治ることもあり、とにかく早めが大切です。

③体重の増減が激しい場合に、むくみだと分かることがあります。

1日のうち午前と午後でウエストが3 cm以上違うなら、内科や婦人科系のむくみかもしれません。

1日のうち午前と午後で体重差が2 kg以上違う場合は、1か月のうちで体重が2 kg以上増減するかどうか確認してみてください。

月経前に体重が増える周期性があるならPMS(月経前症候群)、そうでないなら内科系のむくみかもしれません。

医師にかかりましょう。

④息が切れる

むくみだした時期を覚えていますか。

むくみだした時期と、息切れが始まった時期が同じであるようなら、心臓に鬱血性心不全など何かあるかもしれません。

病院で相談をしてください。

⑤足の血管が浮いて見える

足の片側、または両足がむくんで、ふくらはぎに、青黒い血管が浮き出て見えるようなら、下肢静脈血栓症ということもあるかもしれません。

もしそうなら、放置すると、血栓が心臓や肺などで詰まり、心筋梗塞や肺梗塞の原因になります。

内科や血管外科などに相談してください。

⑥おしっこの量が少なく、濃い

取る水分は適量なのに、おしっこの量が1日に1L以下でむくむようなら、腎臓の問題かもしれません。

腎臓の組織が壊れれば、老廃物が濾過されず、尿量が少なくなります。

朝起きた時にまぶたは腫れ、顔がぱんぱんに腫れていたら、即刻、腎臓内科にかかりましょう。

手遅れになれば透析ということもあるので、たかがむくみと思わないでください。

⑦とくに原因がないのに、突然、顔つきが変わるほどむくむ、突発性浮腫のようなものもあります。

以前からむくみで内科にかかって利尿剤を飲んでいて、薬に頼りすぎて生活習慣を見直さなかった場合に起こることもあるようです。顔つきの応急処置には、朝晩、顔のリンパマッサージをしてみましょう。

生活習慣の改善には、ミネラルとビタミンを豊富に含んだ食事を規則正しく取って体をいたわり、激しすぎない適度な運動をしましょう。

そのほか、10代からむくんでいたようでしたら、虚弱体質、リンパ管の細さなどが関わっているかもしれません。

冷えとむくみはセットですしむくみの原因には、ファストフード好き・栄養を摂らないダイエットで栄養不足・水を飲まない・子宮内膜症など体内に炎症がある・ひどいストレスのため自律神経失調症・加齢で代謝が自然に落ちた・何かの薬が合わなかった・ということも考えられます。

また運動しても筋肉がつきにくい場合、姿勢が悪いのかもしれません。バストアップには同時に姿勢を正すことも忘れないようにしましょう。

むくみには、普段から体をさすってみて

リンパ管を通るリンパ液の滞りには、筋肉の伸び縮みが重要です。

リンパ管には押し出してくれる心臓のようなものはないので、とくに重力で滞りが起きやすい下半身のため、下肢の筋肉が重要になります。

リンパ管は筋肉と表皮の間、皮膚のすぐ下にあります。肌をゆっくり強めに、リンパ液を流すようにマッサージすることも、むくみには効果があります。

リンパ管には逆流しないように弁がついていますので、少し調べてからやってみるもよし、そこまで強くないマッサージなら筋肉に沿った方向に両向きにさするようにやってみてもいいでしょう。

体をさするのは大変よいことです。

適切な水分量を保つ食事


飲む水分、適量とはどのくらいでしょうか。一般的に、適量とは食事を含めて、1日に1.5~2 Lといわれます。

出すほうも、同量がよいということです。

むくみにも、バランスのよい食事がもっとも大切ですが、とくに、ビタミンB1・タンパク質・カリウムの不足に気をつけましょう。

ダイエットをしていると、さらに鉄分や食物繊維も不足がちになりますので、肉・魚・貝を食べ、時々緑茶を粉にして飲み(鉄吸収を緑茶タンニンが妨げるといわれていましたが、最近の研究では日常程度なら問題ないとされています)健康を心がけましょう。

腎臓などに問題のない、健康体のむくみ救急メニューには、多めの野菜に玄米、フルーツが考えられます。

さまざまなホルモンの原料となりうる大豆プロテイン系統のメニューを足すと普段の朝食にもなるでしょう。

(まとめ)ダイエットしながらバストアップすることはできますか?

1. はい。まずむくみを取ってみましょう

むくみがひどくなって常態化すると、体は「代謝」しにくい体になり、食べたものがエネルギーに変換されにくくなって体内に脂肪として蓄えられます。むくみを取るだけで、ダイエットをしたようにやせて見えるものです。

むくみを取れば、バストと体全体のために必要な栄養素を取りながら「正しいダイエット」が可能になります。

2. どこかがむくむ時、別の場所は水分不足

健康なら、血管やリンパ管を通って水分は全身を巡っており、どこかに溜まることはありません。しかし冷えやミネラル不足、さまざまなホルモンの関係により、主に四肢に水分が溜まることがあります。

水分が老廃物を運ぶので、体内が水不足であったり、老廃物を排出するしくみに異常があったりすればむくむのです。

3. 私はむくんでいる?を判別してみましょう

私自身がむくんでいるかどうか、わからない場合のために、判別する方法を挙げます。

①足を指で押した時、へこんで元に戻らない

➁足を指で押した時、指の形でしっかりめりこむけれど、すぐに戻る

③体重の増減が激しい

④息むくみだした時期と、息切れが始まった時期が同じ

⑤足の血管が浮いて見える

⑥おしっこの量が少なく、濃い

⑦原因がないのに、顔つきが変わった

4. むくみには、普段から体をさすってみて

リンパ管には押し出してくれる心臓のようなものはないので、下肢から水分を押し上げる筋肉が重要になります。リンパ管は筋肉と表皮の間、皮膚のすぐ下にあります。

リンパマッサージはむくみには効果がありますが、筋肉に沿ってやさしく両向きにさすることも大変よいことです。

5. 適切な水分量を保つ食事

むくむ時は、ビタミンB1・タンパク質・カリウムの不足に気をつけましょう。ダイエットをしていると、さらに鉄分や食物繊維も不足がちになります。肉・魚・貝を食べ、時々緑茶を粉にして飲み、健康を心がけましょう。

健康体のむくみ救急メニューには、多めの野菜に玄米、フルーツ、そしてさまざまなホルモンの原料となるタンパク質を足すことを忘れないようにしましょう。