女性ホルモンはもちろん、他ホルモンのバランスも深く関係します


バストアップには女性ホルモンが欠かせません。主な女性ホルモンにはエストロゲンとプロゲステロンがあります。これらは、生理周期・妊娠・出産・加齢による心と体の変化に関係しています。

エストロゲンとプロゲステロンは生理周期の中では増えたり減ったりします。その他女性ホルモンは生理前に胸が張ったり、イライラしたりすることに関係しています。

また妊娠状態の維持や、出産後の抜け毛や気分の落ち込みも女性ホルモンが影響しています。その他、思春期にバストが急に膨らむのは、女性ホルモンの分泌が急増するからです。

加齢により女性ホルモンの分泌量は減少しますが、これによりバストのハリに影響する人もいます。バストアップと女性らしいやわらかいボディラインを維持するためには、女性ホルモンの仕組みを知ることが重要です。

しかし女性ホルモンだけにこだわらず、他のホルモンの協調から生まれる健康的な毎日の生活がさらに重要です。健康的な生活によって作り出されるバストの筋肉やハリのある肌、適度な脂肪などがバストアップに繋がるのです。

各ホルモンには適した分泌量があります

体内に存在するのは、とてもわずかな量のホルモンですが、100種類以上あり、それぞれ体の働きに関係しています。

有名なホルモンとしては、子供から大人に体を急激に大きくし成熟させる成長ホルモン、代謝に関係し、首ののどぼとけの下にある甲状腺から分泌される甲状腺ホルモンがあります。

他にも、糖尿病と関連が深くすい臓から分泌されるインスリン、男性の精巣から分泌され、ヒゲなどに関係するテストステロンなどがあります。

実は、満腹中枢を刺激するレプチンや、動脈硬化を予防するアディポネクチンなど、脂肪で作られるホルモンもあります。

このようにホルモンの分泌は体の成長は体つきの変化など私たちの日常生活に密接しているのです。ホルモンは脳の下垂体から分泌されるものや、脳から指令がなされ、甲状腺や卵巣などの臓器から分泌されるものがあります。

成長や体の健康を維持するため、さまざまな役割を持った多くのホルモンが体の中で複雑に働いています。あるホルモンは思春期など特定の時期になると分泌が増え、肌や体つきを急激に大人に変化させます。

女性ホルモンのように生理周期で分泌の増減があるものもあります。男女によって分泌量に差があるものもあります。

1つのホルモンは多すぎても少なすぎてもよくありません。たとえばすい臓で分泌されるインスリンというホルモンの減少は、糖尿病の発症に関係があります。

甲状腺ホルモンが過剰だとバセドウ病、少なすぎると橋本病というような病気になります。

2つの女性ホルモンの分泌量は周期的に変化しています


女性ホルモンであるエストロゲンとプロゲステロンは脳の視床下部というところで量がチェックされています。

そして必要な時が来ると、視床下部から脳の下垂体に分泌の指令が送られます。指令は主に卵巣に送られ、卵巣からそれぞれのホルモンが分泌されます。

エストロゲンは思春期にバストを発達させるほか、コラーゲンの生成など女性らしい丸みを帯びた体つきを作ることや、子宮や卵巣の発達に関係しています。

エストロゲンは月経周期の中では生理後に分泌が急増し、その後、急減して排卵が起きます。

生理の後は髪や肌がツヤツヤして調子がよいと思うのは、このエストロゲンの役割が大きいのです。

プロゲステロンは乳腺を発達させ、体に水分をため込みます。妊娠しやすくなるように子宮を整えることもします。

月経周期の中では、排卵後からプロゲステロンの分泌が急激に増え、そして生理前に減少します。生理前にバストや体がむくみ、イライラすることが多くなるのは、このプロゲステロンの働きによるものです。

また妊娠すると2つの女性ホルモンの分泌は胎盤からも分泌されるので急激に増え、出産後には激減します。妊娠時にバストが大きくなるのは、この女性ホルモンの増加にも関係します。

しかし加齢により女性ホルモンの分泌が減っていき、ホルモンバランスが乱れ、ついには分泌がほぼ停止したようになります。

これがいわゆる更年期といわれるものです。この時期はバストや肌、髪や体つきも変化します。

エストロゲンだけが多すぎてもよくない

さてバストアップや女性らしい体つきに関係するエストロゲンですが、たくさんあればバストアップも美肌もできて幸せになれる、というわけにはいきません。

エストロゲン過剰になるということはホルモンバランスが崩れるので、生理周期のサイクルが乱れ、いわゆる月経不順になってしまう場合があります。

また乳がんや、子宮体がんのリスクが高くなります。子宮内膜症や子宮筋腫はエストロゲン過剰な状態だと悪化するといわれています。

すると生理時の出血量が増えて、貧血になる場合や、生理痛が酷くなって日常生活に差し支える場合があるのです。

つまりホルモンバランスが整っていることがとても重要で、ある1つのホルモンだけが過剰な状態は体にリスクを与えるのです。

したがってバストアップのためにエストロゲンだけを増やそうと特定のものだけ食べ続けることや、エストロゲンを増やすといわれるサプリメントを過剰に摂取することは避けましょう。

さらにサプリメントは、病院に行く必要もなく気軽に入手できますが、品質や効果に関するきちんとした基準がありません。そして医薬品とはちがって、副作用に対しての補償もないのです。

早くバストアップしたいと思って、ある情報だけで判断して過剰摂取すると、バストアップどころか予想外に体調を崩す場合もあるのです。

それよりも健康的なバストアップのためには、規則正しい生活ときちんとした食事を努力して毎日続け、ホルモンバランスを整えることが大切です。

ホルモンバランスを整える生活4つのポイント


・早寝早起き

質のよい睡眠は体と脳を休めるので、ホルモンバランスが整えられます。夜更かしせずに朝早起きして日光に当たりましょう。

生活にリズムがでるとホルモンバランスが整えられます。

・食生活

スイーツよりも食事をきちんと食べましょう。とくに脳にエネルギーを与えるため、朝食はしっかり摂りましょう。

肉・魚・野菜をバランスよくたくさん食べられるようにレシピを工夫しましょう。バストには脂肪が多く含まれているので、質のよい脂肪を適量食べることも大事です。

エストロゲンに似た働きをするイソフラボンは大豆製品に多く含まれていますが、特定の食べ物ばかり集中的に食べることはホルモンバランスにとってよくありません。

・定期的な運動

運動することで血流がよくなり、筋力が鍛えられます。バストアップのための栄養は血液に乗って届けられます。

週に1回の激しい運動でなく、1日数十分の軽めの運動を習慣づけましょう。体操やウォーキング、隙間時間を利用してのストレッチなどを生活の中に組み込むこともよい影響を与えます。

・ストレスと上手に付き合う

女性ホルモン分泌の指令は脳から出されます。また脳はホルモンの量を監視しています。

そしてストレスは脳に悪影響を及ぼし、女性ホルモン分泌の指令が上手く働かなくなります。これにより、ストレスが多すぎると生理周期が乱れることなどの体調に悪影響が起こってしまうのです。

ただしストレスの皆無な生活をすることはほぼ不可能でしょう。そこで自分に合ったストレス解消方法をいくつか持っておくことが大事なのです。

「女性ホルモン」以外で、バストアップのためできること

・マッサージ

コリをほぐし、冷えを解消し、姿勢の歪みを直すこともバストアップするための重要ポイントの1つです。コリをほぐすことで疲れが取れ、冷えの解消でホルモンバランスを整えることに繋がります。

そして知らない間についてしまう歪みを直し、姿勢を正しくすることはバストアップにもよい影響を与えます。

・正しいブラジャーを選んで正しくつけること

現在のバストを支え、アップさせるために正しいブラジャーを選んで、正しくつけましょう。正しく選んだブラジャーをつけると、日常生活での動きによる揺れからバストを守ることができます。

それはつまり、バストのクーパー靭帯が緩むのを防ぐことで、バストを垂れることから守ります。

ブラジャーはできる限り試着してから購入しましょう。その時に、きちんとバストを包めているか、はみ出しているところはないか、動いた時にバストがブラジャーの中で動かないかを確認しましょう。

そもそもブラジャーを正しくつけることはバストアップのために重要です。前かがみになって、バストをカップの中に収めます。

その次に、ワキの肉をブラジャーの中に入れましょう。背中側のホックは、前側よりも低めになるように調整しましょう。

日常生活の中でTPOでブラジャーを着替えることもバストアップのため大事です。スポーツする時は、バストを揺れから守り、汗にも強い機能的なスポーツブラを選びましょう。

就寝時には、仰向けになるのでバストが横に流れないように、また眠りを妨げないように、優しい素材のナイトブラを選びましょう。

(まとめ)女性ホルモンはバストアップと深い関わりがありますか?

1. 女性ホルモンはもちろん、他ホルモンのバランスも深く関係します

バストアップには女性ホルモンの仕組みを知り、さらに女性ホルモンだけにこだわらず、他のホルモンもよく働く、毎日の生活を送ることが重要です。

健康的な毎日の生活によって作り出されるバストの筋肉やハリのある肌、適度な脂肪などが、バストアップに深く関係するのです。

2. 各ホルモンには適した分泌量があります

とてもわずかな量で100種類以上あるホルモンですが、それぞれ体の働きに複雑に関係しています。

ホルモンは脳の下垂体から分泌されるものや、脳からの指令で臓器から分泌されるものがあります。1つのホルモンは多すぎても少なすぎてもよくありません。

3. 2つの女性ホルモンの分泌量は周期的に変化しています

女性ホルモンであるエストロゲンとプロゲステロンは卵巣からそれぞれ分泌されます。

エストロゲンは思春期にバストを発達させるほか、コラーゲンの生成など女性らしい丸みを帯びた体つきを作るなどに関係しています。プロゲステロンは乳腺を発達させるなどの役割があります。

4. エストロゲンだけが多すぎてもよくない

エストロゲンがたくさんあればバストアップも美肌もできて幸せになれるというわけにはいきません。

エストロゲン過剰になるとホルモンバランスが崩れて、いわゆる月経不順になってしまう場合があります。婦人科系の病気のリスクや生理時の困りごともでてくる場合があります。

5. ホルモンバランスを整える生活4つのポイント

早寝早起きで取れる「質のよい睡眠」は体と脳を休めるので、ホルモンバランスが整えられます。

3度の食事をきちんと食べましょう。定期的な軽めの運動を習慣づけましょう。ストレスは脳に悪影響を及ぼし、女性ホルモン分泌の指令が上手く働かなくなります。

6. 「女性ホルモン」以外で、バストアップのためできること

マッサージでコリをほぐすことで疲れが取れ、冷えを解消し、姿勢の歪みを直すことはバストアップとホルモンバランスを整えることに繋がります。

またバストを支えてさらにアップさせるために正しいブラジャーを選んで、正しくつけましょう。