バストアップにタバコはNGです


バストアップは、エストロゲンとプロゲステロンという2種類の女性ホルモンが作用してなされます。バストアップをしたいなら女性ホルモンの分泌を促し、エストロゲンとプロゲステロンのバランスを整えることが大切です。

しかしタバコはバストアップに欠かせない女性ホルモンを減少させてしまうので、禁煙することをおすすめします。女性ホルモンの減少に留まらず、ご存知のとおりタバコは百害あって一利なしといわれるほど私たちの体に悪影響を及ぼすものですから、健康な体を作るために禁煙してほしいと、切に思います。

先ほど、タバコは女性ホルモンを減少させると紹介しましたが、詳しくご説明しましょう。タバコの煙には、主にニコチン・タール・一酸化炭素という成分が含まれています。

これらは、バストアップに作用する女性ホルモンの分泌を抑制したり、発がん性物質を含んでいたり、酸欠状態をまねき血液の流れを悪くしたりします。

その結果として女性ホルモンの分泌が滞り、乳がんなどのがんを発症する確率が高くなり、バストへの栄養をスムーズに運ぶことが難しくなるのです。

これではバストアップを成功できるわけがありません。

女性ホルモンの適切な分泌を促しましょう

女性ホルモンにはエストロゲンとプロゲステロンの2種類があります。それぞれの性質や作用をご紹介しましょう。

エストロゲンは月経の時期から排卵が起こるまでの間に、主に卵巣の卵胞から分泌されるホルモンです。妊娠に備えて子宮内膜を厚くするのと同時に、肌にハリや潤いを与えたり、バストをふくらませたり、女性らしい体を作ります。

エストロゲンが多く分泌がされているこの時期は、精子を受け入れようとして気分も受容力があり穏やかで優しくなります。一方でプロゲステロンは排卵後から次の月経がくるまでの間に、主に卵巣の黄体からから分泌されるホルモンです。

妊娠を維持するために体温を上げ、受精卵の着床や発育を助けるために子宮内の環境を整える作用をします。この時期は妊娠を継続させようと危険因子の受け入れを拒否するために、イライラしたり怒りっぽくなったりする傾向があります。

バストアップをするには、女性ホルモンのうちエストロゲンの分泌を促して多い状態にするのがいいのだと、エストロゲンの分泌を促す大豆イソフラボンを大量に摂取する方がありますが、これは間違いです。

なぜならバストアップには、エストロゲンとプロゲステロンをバランスよく保つことが大切だからです。大豆イソフラボンを含む豆乳や豆腐、納豆、きな粉などばかりを摂取するのではなく、プロゲステロンの分泌を促すビタミンEも摂取しましょう。

ビタミンEは、カボチャ・赤ピーマン・ナッツ類などに多く含まれています。ただしどちらも過剰摂取は厳禁です。

女性ホルモンのバランスをよくするためには、体に取り入れる栄養素もバランスよく、摂取しましょう。

さてタバコの煙は、卵巣の中にある卵胞の発育を悪くさせる作用があるため、女性ホルモン、とくにエストロゲンの分泌を減少させます。女性ホルモンという観点から考察してみると、タバコの煙がバストアップの妨げになる理由がおわかりいただけたのではないでしょうか。

血液の流れをよくしましょう


血液は血管を循環することで、体内の隅々まで酸素や栄養素、女性ホルモンを含むさまざまなホルモンの補給をしたり、二酸化炭素のような老廃物を除去したりする作用があります。バストアップのためには乳房の中の乳腺を発達させることが大切です。

乳腺は必ず周囲に脂肪をともなうので、乳腺を発達させて脂肪をつけることがバストアップにつながります。乳腺を発達させるためには、血液が女性ホルモンを乳腺に届けなくてはなりません。

血液がスムーズに循環していなければ、適切な量の女性ホルモンは乳腺まで到達しません。タバコの影響で血液の循環不良を起こしてしまっては、乳腺に女性ホルモンを届けることは困難になります。

主に卵巣で分泌された女性ホルモンは肝臓で代謝されて作用が弱まるのですが、タバコの成分は肝臓のこの代謝作用を促進させもするので、女性ホルモンの血中濃度はいっそう低下してしまうのです。

タバコの成分は、血管の収縮も引き起こします。そうすると結果として新陳代謝は滞り、老廃物は除去されず、置き去りにされます。

これではバストアップすることはムリというものです。

そして喫煙とともに、受動喫煙してしまう状況も避ける必要があります。タバコの影響を受けずに、血液サラサラな体を作ることがバストアップには欠かせないのです。

女性に多く見受けられる体の冷えも、血液の流れを悪くします。冷えない体を作ることはバストアップにも、健康な体を作ることにもつながります。

冷えない体のためには、時間がないといってシャワーで済ませるのではなく、入浴する時間を確保して、芯から体を温めましょう。

適度な運動をして毛細血管を発達させることも冷え対策になります。食事も、冷たいもの主体に摂取すると内臓が冷えてしまいますので、温かいものをとるように心がけましょう。

抗酸化作用のある食品を摂取しましょう


バストアップには女性ホルモンの分泌を促し、バランスを保つことが大切ですが、こういった女性ホルモンの状態を乱す原因のひとつがストレスです。ストレスを抱えずには生活することのできない昨今、いかにストレスを溜めずに解消していくかが、健康維持やバストアップには欠かせません。

ストレスを解消するために旅行してリフレッシュするとか、休日はトレッキングに出掛けて自然を満喫するなど方法はさまざまだと思います。

ここでは、ご自身のストレス解消法に、食事を通してストレスによって体内に発生してしまった活性酸素の対処方法を提案させていただきます。

活性酸素は、タバコの成分が原因で発生もして、病気やエイジングひいてはバストアップの妨げになるので、できるかぎり体内に留めておきたくないものです。そこで頼りになるのが、体内で発生してしまった活性酸素を抑制する、抗酸化作用をもつビタミンCやビタミンE、ポリフェノールやカロテノイドなどです。

これらを含む食品は数多くあります。

たとえばビタミンCやカロテノイドの一種であるルテインを豊富に含むブロッコリー。ビタミンCやビタミンEを多く含んでいる、緑黄色野菜や果物。

ポリフェノールの一種であるアントシアニンが豊富な赤ワインやブルーベリー。カテキンを含む緑茶、イソフラボンを含む大豆、カロテノイドの一種リコピンを含むトマトやスイカなど。

これら抗酸化作用のある食品を日常の食生活に取り入れることで、活性酸素を抑制して、ストレスとうまく付き合っていきましょう。

とはいえどの食品がどれを含んでいるかなんて日々確認するのは大変ですね。

時間に余裕のあるときはインスタント食品に頼らずに、「バランスのよい食事」を心がけていれば、うまくいくでしょう。

喫煙者は禁煙しましょう

前述したとおり、タバコの煙成分は私たちの体にとって百害あって一利なしといわれています。これは喫煙しているご本人にも、受動喫煙を強いられてしまっている方にも当てはまることです。

ではどうして喫煙してしまうのでしょうか。タバコの煙に含まれる、体に悪影響を及ぼす物質のニコチンには、快感や幸福感を得たときに活発に作用する神経伝達物質「ドーパミン」を分泌させる性質があります。しかしニコチンが時間の経過とともに欠乏していくと、ドーパミンの作用である快感を再度欲するためにドーパミンを分泌させるニコチンを欲する、というニコチン依存症に陥るのです。

本来ドーパミンは、ニコチンに頼らずとも私たち自身で分泌することのできるものですが、喫煙してニコチンを体内に取り入れると、ドーパミン分泌の舵はニコチンが握ってしまいます。喫煙しないでいると、イライラしてしまう。

ニコチンにドーパミン分泌の舵を渡してしまっては悔しいと思いませんか。あくまでもご自身の体を司るのはご自身です。禁煙の進む今日、禁煙ゾーンの設置や喫煙場所の撤去など、喫煙者には風当たりが強くなっています。

ただ禁煙は、喫煙しているよりずっと健康的だということを実感してください。ストレス解消のために喫煙するという方は大勢いますが、喫煙というストレス解消法で、体を壊しては元も子もありません。

ネットで検索すれば喫煙した肺と喫煙していなかった肺の画像を容易に閲覧することができます。閲覧したら言葉を失い鳥肌が立つはずです。

タバコの煙成分は女性ホルモンの分泌を妨げ、エストロゲンとプロゲステロンのバランスを乱し、肌のハリ・ツヤを奪います。これはバストアップには大敵です。

そして何よりもあなたの体によくありません。長い文章を最後まで読んでくださったあなたに感謝すると同時に提案します。

もし喫煙しているのであれば禁煙してみてはいかがでしょうか。

(まとめ)バストアップをしたいならタバコはNGですか?

1. バストアップにタバコはNGです

タバコの煙には、主にニコチン・タール・一酸化炭素という成分が含まれています。これらはバストアップに作用する女性ホルモンの分泌を抑制したり、発がん性物質を含んでいたり、酸欠状態をまねき血液の流れを悪くしたりします。

2. 女性ホルモンの適切な分泌を促しましょう

バストアップをするには女性ホルモンの分泌を促して、エストロゲンとプロゲステロンをバランスよく保つことが大切です。ただしホルモン分泌のためと偏った栄養素の過剰摂取はよくありません。

3. 血液の流れをよくしましょう

血液は、血管を循環することで体内の隅々に酸素や栄養素、ホルモンなどを補給し、二酸化炭素や体内で必要のなくなった老廃物の除去に働く作用をもちます。

4. 抗酸化作用のある食品を摂取しましょう

ストレスを受けると、体内で活性酸素が発生します。過剰な活性酸素を抑制する、抗酸化作用をもつビタミンCやビタミンE、ポリフェノールやカロテノイドなどを意識的に摂取しましょう。

5. 喫煙者は禁煙しましょう

ストレス解消のために喫煙するという方は大勢いますが、喫煙というストレス解消法で体を壊しては元も子もありません。もし喫煙しているのであれば禁煙してみてはいかがでしょうか。

著者情報

佐藤 由加里
プロフィール:バストアップ専門エステサロン「p-Grandi」チーフエステティシャン。アーユルヴェーダに基づいた浄化法マッサージ、医療脱毛・医療痩身・美肌・フェイシャルなどの知識、加圧トレーニングを用いた総合痩身エステの施術などを習得したバストアップの専門家。
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