トリートメントオイルには、純白ごま油がよいです


バストアップのトリートメントやバストのケアにオイルを使用している方も多いでしょう。そのときキッチンにある食用油をトリートメントオイルとして使えないかと疑問に思う方もいるはずです。

本当に食用油はトリートメントオイルとして使用できるのでしょうか。またごま油はトリートメントオイルとして適しているのでしょうか。

基本的に、食用油はトリートメントオイルに向いていません。その理由は、食用油が料理に適した製造工程でできているからです。

香りが強すぎたり、肌につけるにはベタベタしすぎたり、トリートメントには向いていないのです。しかしながら食用油でも純白ごま油はトリートメントオイルとして使用できます。

純白ごま油とは、生のごまに圧力をかけて搾ったものです。ほぼ無色で香りがなく、食用としてもトリートメント用としても使用できます。

最近では、純白ごま油を料理で使う人が増え、スーパーでも購入できるようになりました。実際に購入して、自分の肌に合うか試してみるのもよいでしょう。

また専門店に行き、トリートメントオイルを探すのもおすすめです。トリートメントオイルとしては、コスメ用やアロマテラピー用のものを購入するのがよいでしょう。

オイルの使用感や特徴は、メーカーによって異なり、使ってみなければわかりません。少量から試して、バストのケアに役立てましょう。

茶褐色のごま油は、トリートメントオイルとして不向きです

ごま油と聞くと、中華料理でよく使う茶褐色のごま油をイメージするのではないでしょうか。実は、この茶褐色のごま油はトリートメントオイルとして使用できません。

そもそもごま油は2つのタイプがあります。ひとつめは、ごまを加熱して搾り、ろ過した「ごま油(焙煎油)」です。

こちらは、茶褐色で香りが強く、家庭料理としても身近です。一般的にいわれるごま油は、ほとんどがこちらのタイプでしょう。

もう一方のごま油は、生のごまをそのまま搾り、ろ過した「純白ごま油(純白油)」です。透明から淡黄色で、ほとんど香りがありません。

あまり馴染みのないごま油かもしれませんが、白ごま油や太白(たいはく)ごま油とも呼ばれ、スーパーでも購入できます。こちらは食用油としてもトリートメントオイルとしても使用でき、口に入っても安全なことからベビーオイルとしても使われています。

〔アーユルヴェーダと純白ごま油〕

アーユルヴェーダとは、インドで発祥した伝統医学のことで5000年以上の歴史があります。日本でのアーユルヴェーダは、エステのような感覚で扱われていますが、本来は病気の予防や治療といった意味があります。

アーユルヴェーダでは、その人の体質を診断しながら、純白ごま油の濃度を調整して体をトリートメントしていきます。トリートメントすると、体が温まり新陳代謝が高まるといわれています。

ごま油は、植物油のひとつです


ごま油は、ごまの植物から抽出した植物油です。植物は、どんなに強い日差しを浴びても、どんなに害虫が来ても、自分で移動することができません。

そこで植物は、どんな環境でも生き残れるように進化してきたのです。たとえば紫外線から身を守るために抗酸化物質を出したり、虫の嫌いな香りを出したりしています。

私たち人間が植物油を肌に塗ると、その植物の力を活かすことができます。トリートメントやバストのケアに、植物油を利用してみましょう。

〔さまざまな植物油〕

ごま油の他にも、個性豊かな植物油がたくさんあります。さっそく、みていきましょう。

① オリーブオイル

食用としては、イタリアン料理でお馴染みのオイルです。酸化しにくく、誰でも扱いやすいオイルですが、やや重いテクスチャーです。

肌への浸透もよいため乾燥肌におすすめで、サンオイルや整髪料としても利用できます。ドラッグストアでも購入できます。

② 椿油(カメリアオイル)

日本では、黒髪を美しく保つ油として知られています。酸化しにくく、長期保存も可能です。

紫外線防止効果があります。

③ グレープシードオイル

サラサラとした軽いテクスチャーで伸びが良く、トリートメント用としてよく使われています。乾燥肌から脂性肌まで、肌のタイプに問わず使えます。

酸化しやすいため、早めに使い切るのがポイントです。

④ スィートアーモンドオイル

わずかにアーモンドの香りがするオイルです。保湿力が高く、ベビーオイルとしてもよく使われています。

ビタミンを少量含んでいます。

⑤ ホホバオイル

あらゆるタイプの肌質に使える万能なオイルです。肌に馴染みやすく、保湿にも優れています。

紫外線防止効果もあります。

⑥ マカデミアナッツオイル

わずかにマカデミアナッツの香りがするオイルです。人の皮脂成分に含まれるパルミトレイン酸を多く含みます。

酸化しくいため、長期保存も可能です。

純白ごま油は、血行促進やシミを防ぐ効果が期待できます


純白ごま油はサラサラとした軽いテクスチャーで、体によい成分が豊富に含まれています。

まず純白ごま油の主成分はリノール酸やオレイン酸です。オレイン酸は、肌への刺激が少なく、市販のクリームや乳液にもよく使われています。

その他にも、ビタミンやミネラルが含まれ、肌のコンディションを整える働きがあります。

またごまの成分でとくに有名なのが「セサミン」です。セサミンは、抗酸化作用があり血行をスムーズにしたりシミやシワを防いだりする効果が期待できます。

〔ごまの成分「セサミン」とは〕

セサミンという言葉を聞いたことがある方も多いでしょう。セサミンとは、ごまに含まれる「ゴマリグナン」という成分のひとつです。

ゴマリグナンは、「セサミン」「セサモリン」「セサモール」「セサミノール」などの成分によって構成されています。ゴマリグナンには、非常に強い抗酸化作用があり、病気や老化の原因となる活性酸素を抑える働きがあります。

もう少し簡単に説明すると、活性酸素は体をサビさせる原因で、ごまの持つ抗酸化作用はサビ止めのような役割です。純白ごま油でトリートメントすれば、肌がサビるのも防いで新陳代謝が良くなります。

その結果として余計な角質が取れて、くすみが取れやすくなるというわけです。

トラブルを避けるために、パッチテストをしましょう

「植物油でバストをトリートメントする」「バストアップ用のクリームを塗る」など、何かしら肌につけるときは必ずパッチテストをしましょう。パッチテストとは、はじめて使う化粧品に対して、かゆみやアレルギーが出ないか調べる方法です。

大きなトラブルを避けるためにも、必ず行いましょう。もし発疹が出るなど違和感を覚えたら、すぐに中止して皮膚科へ受診するようにしてください。

〔パッチテストの方法〕

① 使いたい商品を用意する

② 上腕部分の内側に、少量塗る

③ 24時間から48時間程度、そのまま放置する

④ その後、問題がなければ使用可能になる

⑤ かゆみや刺激がある場合は、大量の水で洗い流し使用しない

〔トリートメントする前に気をつけること〕

・すべりやすくなるため、手元や足元に十分注意する

・時計や指輪、顔の場合は眼鏡を外す

・目に入らないようにする

・ケガ、皮膚の炎症、風邪、アレルギー体質など、体調不良のときは行わない

〔植物油の保存方法〕

・直射日光が当たらない、涼しい場所に保管

・酸素に触れないように、容器は密閉する

・日付を記入して、早めに使い切る

・香りや色が変わったオイルは使用しない

キュアリングした純白ごま油を使用するのがおすすめです

キュアリングとは、純白ごま油を浄化する方法で、アーユルヴェーダやサロンでも行っています。キュアリングの方法は、非常に簡単で純白ごま油を加熱するだけです。

水分や不純物などが飛ばされ、よりマイルドなトリートメントオイルが出来上がります。ただキュアリングをしないそのままの純白ごま油でもトリートメントは可能です。

〔キュアリングの方法〕

・用意するもの

純白ごま油・温度計・お鍋・遮光瓶(小さなサイズを用意して小分けにすると便利)

・方法

①純白ごま油をお鍋に入れ、温度計で確認しながら弱火で温める

②100度程度で火を止める

③そのまま冷ます

④お鍋から遮光瓶に入れる

〔バストへセルフトリートメントする方法〕

純白ごま油には体を温める性質があります。

バストまわりをトリートメントして、血行を良くしバストアップにつなげましょう。

また純白ごま油が肌に合わないときには、オリーブオイルなど他の植物油を使用してもかまいません。

①遮光瓶を湯煎して、オイルを温める

②静かで温かい場所を用意する

③オイルを手に取り、手の平でこすり合わせる

④バストの内側から外側に向かって、円を描くようトリートメントする

⑤バストの中心や上下を優しくトリートメントする

⑥肩こりがある人は、首元から肩先に向かってトリートメントする

⑦最後に、シャワーでオイルを流す

〔トリートメント以外の使い方〕

① ハンドクリームの替わり

・保湿効果があるため、乾燥の気になるところに塗る

・「手」「ひじ」「ひざ」などにすり込んで使うのがおすすめ

② 耳掃除

・綿棒にオイルを取って使う

・乾燥やかゆみの対策になる

③ 疲労回復

・足の痛み、関節痛などがあるときは塗り、お風呂に入る

・発汗作用を利用して老廃物を出す

(まとめ)バストアップ用のトリートメントオイルは、ごま油でもよい?

1. トリートメントオイルには、純白ごま油がよいです

基本的に食用油はトリートメントオイルには向いていません。しかし純白ごま油は使用できます。

純白ごま油とは、生のごまに圧力をかけて搾ったもので、ほぼ無色で香りがなく、食用としてもトリートメント用としても使用可能です。

2. 茶褐色のごま油は、トリートメントオイルとして不向きです

中華料理や家庭料理でお馴染みの茶褐色のごま油は、香りが強すぎるためトリートメントオイルとしては不向きです。トリートメントでごま油を使いたい方は、白ごま油や太白ごま油を選びましょう。

最近では、スーパーでも購入できます。

3. ごま油は、植物油のひとつです

ごま油は、植物油です。移動できない植物は、紫外線から身を守るために抗酸化物質を出すなど植物特有の力を持っています。

私たちが植物油を肌に塗ると、その力を活かすことができます。バストのケアに植物油を利用してみましょう。

4. 純白ごま油は、血行促進やシミを防ぐ効果が期待できます

純白ごま油には、リノール酸やオレイン酸、ビタミンやミネラルといった体によい成分が含まれています。なかでもセサミンという成分は、抗酸化作用があり血行をスムーズにしたりシミやシワを防いだりする効果が期待できます。

5. トラブルを避けるために、パッチテストをしましょう

植物油やクリームなど、何かしら肌につけるときは必ずパッチテストをしましょう。パッチテストとは、はじめて使う化粧品に対して、かゆみやアレルギーが出ないか調べる方法です。

大きなトラブルを避けるためにも、必ず行いましょう。

6. キュアリングした純白ごま油を使用するのがおすすめです

キュアリングとは、純白ごま油を加熱して浄化する方法です。水分や不純物などが飛ばされ、よりマイルドなトリートメントオイルが出来上がります。

ただキュアリングをしないそのままの純白ごま油でもトリートメントは可能です。