生理で胸が大きくなるのはホルモンの変化が原因です


生理で胸が大きくなるのは、女性ホルモンプロゲステロンの分泌が活発になったことが原因です。
生理の3~4日前から徐々に大きくなって、生理終了までには落ち着くとされています。

女性の身体は思春期から更年期まで、人生を通じて女性ホルモンの影響を受け続けます。
そのためその年代のもつ分泌量によって胸の大きさも大きく変わってくるのです。

また胸は女性ホルモンの影響があらわれやすい部位ですから、病気や体調の変化に早く気が付くためにも、胸の状態や違和感には注意しましょう。

生理で胸が大きくなるのは女性ホルモンプロゲステロンの影響です

生理になると、肉体面でも精神面でも変化が訪れます。
生理前から身体がむくみがちになり、イライラや憂鬱になるなど生理の影響に悩む女性も多いでしょう。

その変化のひとつが胸が大きくなることです。
なぜ胸が大きくなるのでしょうか。
生理で胸が大きくなるのには女性ホルモンが関係しています。

個人差はありますが、生理は平均28日周期で規則正しく繰り返します。
この周期に合わせて子宮内膜も変化しますが、この変化は卵巣ホルモンのエストロゲンとプロゲステロンの影響によるものです。

排卵後に分泌が進む女性ホルモンがプロゲステロンで、プロゲステロンが増えることで身体が水分を溜め込んで受精卵が着床しやすくなります。

さらにプロゲステロンの影響は胸にもあらわれます。
プロゲステロンが増えることで胸も水分を溜め込んで大きくなるのです。

胸は身体のほかの部位と比べても女性ホルモンの影響を受けやすいといわれています。
妊娠をしていなくても女性ホルモンの影響を受けて、サイズが変わることがあるのです。

ただしプロゲステロンは排卵後1週間でピークを迎え徐々に減少するため、生理3~4日前から大きくなり生理終了のころにはもとの大きさに戻ります。

胸はライフサイクルの中で変化し続けます


女性の身体はライフサイクルの中でも大きく変化します。
とくに女性ホルモンが関わる思春期は変化が激しい時期です。

女性ホルモンのエストロゲンは女性らしい丸みを帯びた体を作るホルモンで、二次性徴のころに胸を発達させます。
女性は7~8歳ごろには卵巣から女性ホルモンの分泌が始まると言われています。
ゆっくりと女性らしい体つきになるとともに、女性ホルモンが分泌されていよいよ初潮を迎えるのです。

思春期は肉体的にも精神的にも変化が大きく、不安定な時期です。
その後女性が性的にもっとも成熟するといわれているのが、18歳頃から40代前半までにかけての成熟期といわれています。

この時期は女性ホルモンの分泌が安定して肉体的には妊娠や出産にも適した時期と言われています。
45歳から56歳ごろは徐々に女性ホルモンの分泌が減っていく時期です。

いわゆる更年期とは卵巣の働きが衰えてホルモンの分泌が乱れる時期のことで、乳腺が萎縮するため胸もサイズダウンすると言われています。

思春期から閉経まで女性の胸は女性ホルモンの影響を受け続けます。
定期的にサイズを見なおすなど、その時期に合った胸のメンテナンスが必要です。

胸のトラブルは自己検診で定期的にチェックしましょう

女性は40歳前後から女性ホルモンの分泌が減っていきます。
あわせて乳腺が徐々に小さくなり、50代を迎えるころには乳腺が脂肪に置き換わるといわれています。
このホルモンバランスが乱れる時期は乳腺の病気になることもあるので注意が必要です。

女性ホルモンのバランスが乱れることで起きる乳腺症はそのひとつで、女性ホルモンの分泌が減る30代から50代女性にあらわれ、閉経後は自然に症状が出なくなるといわれています。
生理前に胸が痛く、生理後に徐々に痛みが和らぐという人は乳腺症の可能性もあります。

また乳がんも女性が気を付けなければいけない疾患です。
身体の表面に近い部分にできるため胸を触っていて違和感を覚えることもあるでしょう。

乳がんの治療は早期発見が要です。
胸の変化やしこりなど、定期的に身体をチェックするようにしましょう。
また痛みやしこり、違和感に気が付いたときは必ず受診してください。

自己検診とともに定期検診も必要です。
2年に1回程度は定期検診を受けるように推奨されています。

胸の関わる病気は女性ホルモンの影響を受けたものが多く、年齢によっても変化します。
日ごろから変化がないかチェックするようにしましょう。

(まとめ)生理で胸が大きくなるのはなぜ?

1.生理で胸が大きくなるのはホルモンの変化が原因です

胸は女性ホルモンの影響を受けやすい部位です。

生理の3~4日前から徐々に大きくなって、生理終了までには落ち着くでしょう。
また思春期から更年期までホルモンの分泌量によっても大きさが変化してきます。

2.生理で胸が大きくなるのは女性ホルモンプロゲステロンの影響です

女性の体は妊娠していない時も、女性ホルモンの影響を受け続けています。

生理前にむくみが出るのはプロゲステロンの影響で身体が水分を溜め込んでいるからです。
とくに胸はその影響が強くあらわれるため、生理で胸が大きくなります。

3.胸はライフサイクルの中で変化し続けます

胸は思春期、成熟期、更年期以降に変化を迎えます。

女性のホルモンが急激に増えて胸が大きくなるのが思春期です。
その後ホルモンバランスが安定して成熟期を迎えます。
更年期以降は女性ホルモンが減少するため、胸のサイズダウンが起きることがあるでしょう。

4.胸のトラブルは自己検診で定期的にチェックしましょう

ホルモンバランスが変化することで、胸に関わるトラブルが引き起こされることがあります。

胸を触っていて違和感や痛みがあるときは乳がんの可能性もあるでしょう。
異変がないか定期的にチェックするとともに定期検診を必ず受けるようにしましょう。